【伊達巻レシピ・作り方・保存法】おせち料理60分クッキングシリーズ

おせち料理は基本的に冷凍・冷蔵保存に向く食材ばかりです。
事前に作って冷蔵し、おせち料理から良い年を迎える準備をしましょう。
今回はおせち料理の定番”伊達巻”です。

伊達巻の縁起の謂れ

伊達巻の伊達は”伊達政宗”の伊達です。
「伊達じゃない」つまりおせちの派手さを際立たせる意味があります。

数の子はおせち料理の一の重に詰めます。
一の重には、祝い肴と口取りが詰められます。祝い肴は数の子、黒豆、田作りの三種です。
口取りに栗きんとんや蒲鉾、伊達巻などがあります。

伊達巻の食材・材料

伊達巻は一般的に買うものという認識ですが、
自分で作ってみるのもよいと思います。

1本分の伊達巻の食材は以下です。
・卵:4個
・エビ:100g

・砂糖:大さじ4
・みりん:大さじ2
・塩:小さじ1/4
・薄口しょうゆ:小さじ1/2

・サラダ油:小さじ1/3
・片栗粉

伊達巻のレシピ・料理方法

STEP1
エビの殻を除き、竹串などで背わたを抜いておきます。

STEP2
片栗粉を適量(エビ全体)を振りかけて軽く混ぜ、水で洗い流してから水気を切ります。

STEP3
その後エビをフードプロセッサーに入れてすり身にし、
砂糖、みりん、塩、薄口醤油を加えて滑らかにします。

STEP4
割ってほぐした卵を加えてさらに滑らかにします。

STEP5
卵焼き器を熱した後に、油を全体に薄く塗り
上記を流し入れます。
その後アルミ箔で蓋をし、
弱火で7~8ふん表面が乾くくらいまで焼きます。

STEP6
熱いうちに焼き色がきれいな方を下にして、
鬼す(伊達巻専用のすだれ)に乗せ、切り目を数本入れます。

STEP7
太巻きのように伊達巻を鬼すで”の”の字に巻き
輪ゴムで鬼すをその状態で止めて冷まします。

伊達巻の保存方法

冷めたら鬼すを外してラップで包み、
ビニール袋などに入れて冷蔵保存します。
5日間程度保存可能です。

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【栗きんとんレシピ・作り方・保存法】おせち料理60分クッキングシリーズ

おせち料理は基本的に冷凍・冷蔵保存に向く食材ばかりです。
事前に作って冷蔵し、おせち料理から良い年を迎える準備をしましょう。
今回はおせち料理の定番栗きんとんです。

栗きんとんの縁起の謂れ

栗きんとんのきんとんは黄色を意味し「金団」と書くことから
金・財宝に見立て、裕福になるようにと願いを込めて。

栗きんとんはおせち料理の一の重に詰めます。
一の重には、祝い肴と口取りが詰められます。
祝い肴は数の子、黒豆、田作りの三種です。
口取りは栗きんとん・蒲鉾・伊達巻などです。

栗きんとんの食材・材料

4人分の数の子の食材は以下です。
・さつま芋:200g
・くちなし:1個
・砂糖:100g

・水:200ml
・みりん:大さじ1
・塩:少々

栗の甘露煮(市販のもの):8個

栗きんとんのレシピ・料理方法

STEP1
さつま芋は皮をむき一口大に切ります。
次に2つに切ってペーパータオルに包んだくちなしと一緒に柔らかくゆでます。

砂糖1/3を混ぜて熱いうちに裏ごしします。
くちなしはゆで汁に色が出たら取ります。

STEP2
鍋に戻し残りの砂糖と水、みりん、塩を加えてよく混ぜます。
再び中火で練ります。

STEP3
ぼってりするまで練り合わせ、半分に切った栗を加えて練り合わせたあと
器などに広げて冷まします。

栗きんとんの保存方法

完全に冷めるまで待ち、冷めたら小分けにして冷凍パックに入れて
フラットにして空気を抜きます。
その後冷凍庫で急速冷凍します。

解凍は室温での自然解凍で大丈夫です。

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【黒豆レシピ・作り方・保存法】おせち料理60分クッキングシリーズ

おせち料理は基本的に冷凍・冷蔵保存に向く食材ばかりです。
事前に作って冷蔵し、おせち料理から良い年を迎える準備をしましょう。
今回はおせち料理の定番”黒豆”です。

黒豆の縁起の謂れ

黒豆の縁起のいわれは有名だと思います。
豆=まめに働けるという語呂合わせで健康や商売繁盛を意味します。

黒豆はおせち料理の一の重に詰めます。
一の重には、祝い肴と口取りが詰められます。祝い肴は数の子、黒豆、田作りの三種です。
口取りは酒の肴となる料理を一皿に盛り合わせたのが起源と言われており、
おせち料理では栗きんとんや蒲鉾、伊達巻といったおせち定番のメンツです。

黒豆の食材・材料

黒豆の食材は以下です。(任意分)
・黒豆(乾燥したもの):300g

・砂糖:250g
・しょうゆ:大さじ1+1/2
・塩:小さじ1/2
・水:1.6L

黒豆のレシピ・料理方法

はじめに煮汁を作り、乾燥した黒豆を入れて戻します。
その後ゆっくり煮るだけです。
下ゆでなどの必要がなく、きれいに仕上がります。

STEP1
鍋に以下で調味料と水をいれて火にかけます。
煮立ったら火を止め、黒豆をいれます。
・砂糖:250g
・しょうゆ:大さじ1+1/2
・塩:小さじ1/2
・水:1.6L

STEP2
液から黒豆が出ていないことを確認して、蓋をして一晩おきます。

STEP3
蓋をとって再度火にかけます。
灰汁がでたら取り除き、弱火で6時間ほど豆が柔らかくなるまで煮ます。

STEP4
煮汁が減ってきたら途中で2~3回100ml程度水を追加します。

STEP5
黒豆を一粒柔らかさを確認し、
問題なければ火を止めて再度一晩おきます。

STEP6
煮汁の半分を別の鍋にとり、煮汁を半量になるまで煮詰めて再び鍋に戻します。

黒豆の保存方法

煮汁ごと冷凍パックに小分けしてフラットに空気を抜きます。
そのまま急速冷凍します。

解凍時は室温で自然解凍しましょう。

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おせち料理の冷蔵保存方法・作りおきのコツ

【おせち料理保存のコツ】容器や箸は清潔に管理

当たり前の前提条件ですが、容器や箸はきれいに洗った清潔なものを使いましょう。
冬場とはいえ、新年早々に食中毒にでもなったら新年の幸先が悪いです。

【おせち料理の保存方法】酸化を避ける容器選び

食品を冷蔵するのは、冷凍する場合と同様に酸化が進みます。
大は小を兼ねるとは言いますが、冷凍・冷蔵保存に関しては当てはまらず、
大きい容器で空気が多く封入してしまうと
その分酸化も進み、保存中の鮮度が損なわれてしまいます。

煮汁があれば縁までたっぷり入れ、空気の封入を極力抑えましょう。

【おせち料理の保存方法】しっかり冷まして蒸気をケア

保存するおせち料理が完全に冷め切った後に容器に入れるのが基本ですが、
完全に冷ましたつもりでも料理の内側が冷め切っていない場合があります。

ふたに食品の蒸気がついているか確認し、ついていたらしっかりと拭き取りましょう。

【おせち料理の保存方法】食す分で小分けして冷蔵保存

使うたびに容器を取り出して必要な分の料理を取り出すとなると、
空気に触れる回数が増えて酸化しやすいと共に
食品の温度も上下するので料理のいたみが早くなります。

1回に使う分小分けして冷蔵保存したいものです。

冷蔵保存の日数の目安

上記の方法で冷蔵保存していれば、おせち料理は5日程度は保存可能なものが多いです。
とはいえ年始の3日とも同じものを保存して食べるのであれば、しっかりとおせち料理の状態を確認しましょう。

3日目で一度電子レンジなどで温め、再度冷蔵保存するなどの方法も有効です。

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【数の子レシピ・作り方・保存法】おせち料理60分クッキングシリーズ

12月は師走というほど1年の中でも忙しい時期です。
そんな忙しい中での、新年を向かえる為のおせち料理づくりですから簡単にできるに越したことはないでしょう。

おせち料理は基本的に冷凍・冷蔵保存に向く食材ばかりです。
事前に作って冷蔵し、おせち料理から良い年を迎える準備をしましょう。

数の子の縁起の謂れ

数の子はニシンの卵です。
ニシン=二親から多くの子を授かるのでめでたいと子孫繁栄の意味が込められています。

数の子はおせち料理の一の重に詰めます。
一の重には、祝い肴と口取りが詰められます。祝い肴は数の子、黒豆、田作りの三種です。

数の子の食材・材料

4人分の数の子の食材は以下です。
・塩数の子:150g
・塩:少々

・酒:小さじ1/2

・だし汁:100ml
・酒:大さじ1
・薄口しょうゆ:大さじ1/2

・削りがつお

数の子のレシピ・料理方法

STEP1
数の子を洗い、食塩水に一晩程度浸して塩を抜きます。
このとき抜きすぎると味が薄くなるので注意しましょう。

その後白い表面の皮をこすり取ります。

STEP2
数の子に酒をかけて水っぽさを除きます。

・だし汁:100ml
・酒:大さじ1
・薄口しょうゆ:大さじ1/2
で調味料とし、ひと煮立ちさせて冷まします。

STEP3
冷凍パックに数の子と調味料を等分に入れて口を閉じ、冷凍保存します。

数の子の保存方法

アルミのトレイ(熱伝導が良いので)などに置き、冷凍庫で急速冷凍します。

解凍時は室温で自然解凍後、そぎ切りにして器に盛って削りかつおを振りかけて完成です。

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